最近は仕事もヒマなので、料理プチブーム。新しいレシピに毎日トライしています。夫にとっては、ある意味、ロシアンルーレット……。
今日、スーパーでまぐろの刺身を買ったところ、おっちゃんから「これサービス、全国初だから」ともらったのが…
「保鮮 しゃり玉」
女性にうれしいコラーゲン入りの酢飯です。お米は宮城県産ひとめぼれ。レンジでチンして、あら熱がとれたところで、ネタを載せていただきます。うん、なかなか美味でした。販売は、株式会社宮城ライスデリカさんというところでした(おっちゃん、PRしたでー)

姪っ子がまだ小学生だった頃(今年から中学ですが)、洋服を買ってあげようといっしょにショッピングに出かけました。手脚が長くて、顔の小さな姪に、とびきりかわいい洋服を…とおばさんは張り切ったのですが、彼女が選ぶのは、黒っぽいものばかり。「えー、××ちゃんさー、もっと明るい色が似合うよ」と言うと、「ウチのクラスの女子はね、スカートとかはかないの。はくと『男子に媚を売ってる』って陰で言われちゃう。色もね、いかにも女子っぽいのはダメなんだー」とのこと。
ふふん、姪っ子よ、深遠なる女子の世界へ。ようこそ。

角田光代著『森に眠る魚』〔双葉社〕読了。
〔以下、ネタバレの部分もありますので、これから購読予定の方はご注意を〕
これは女たち、5人のママたちの物語。男性(夫とか不倫相手)も出てくるけど、料理の隠し味みたいなものです。
はじめはうまくいっていたのだ。都会育ちの裕福で垢抜けたママ友への純粋な憧れ、はすっぱなヤンママ(って、今言うのかな?)が持つ率直さへの受容、つましく暮らすフツーママへの敬意……それらが、美しいロンドのように調和していた。
なにがきっかけだったのか。子どものお受験、専業主婦としてのどこか納得のいかなさ(あえて閉塞感とは書かない)、仲間はずれにされているという疑い、背伸びをした果ての借金、磐石に思えていた自分の教育理念の瓦解、閉じ込めたはずの性向の噴出……それらが、引き出しに失敗した料理ラップみたいに、へばりつき、こんがらかり(イラっ)、嫉みやねたみ、疑心暗鬼、被害妄想がそれ自体、いのちを持ったもののように成長し始める。
家庭と事情を抱える彼女たちは、さしずめ金魚鉢のなかのキンギョ。視界はゆがみ、酸素不足で息が苦しい。でも、あたしの暮らす場所はここ。逃げたいのに逃げられない。逃げたいのに逃げたくない--そして、一人ひとりの胸のうちで、どろりとした思いが魔女の鍋並みにぐつぐつと煮えたぎるのだー
10年前、「お受験殺人事件」としてマスコミを賑わした犯人がモデルと思われる登場人物もいました。あの事件は、幼稚園・小学受験やそれに伴う母親間の諍い、経済・教育格差などの社会構造的なものが原因とされた当初の報道と、フタを開けてみれば…の内容が大きく異なっていたのが記憶に残っています。
角田光代さんは、陰なる自分におびえ、逡巡する人物を描かせたらピカイチですね。

女の嫉妬の次は、男の嫉妬の物語。山本兼一著『利休にたずねよ』(PHP研究所)を読み始めました。言葉が美しい!! 楽しんでいます。