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2009年1月の9件の記事

ブログあれこれ。

相変わらず仕事。

昨日の打ち合わせは「言葉が通じず」難儀する。もちろん日本語を母国語とする人であるが。彼(男性だったのです)が所属しているのは、批判と保身を主とする言説を展開することで渡っていく世界なのであろう。しかも、それは非常にソフィスティケイテッドされた手法なので、ボヤボヤしていると「丸めこまれてしまう」ことになる。みもよ、楽しく抵抗する。30分と踏んでいたのに、2時間超経過。間に立ってくれた先方の担当者の“英断”により、とりあえず塩漬けに。私、わりと好きなんだけどな、探り合って、ディープに話し合うカンジ。

同席されていた方が「むなかた」というお名前だったので、「センセイはテニスをされるのですか」と訊くと、「え? どうしてわかったんですか?」と大真面目に答えられた。ほんとうにテニスを趣味とされているようだ。「あの~、『エースをねらえ!』のコーチと同じお名前で」と重ねると、「あー、久しぶりにそのアプローチを受けましたよ」と呵呵大笑。今の学生さんは知らないのね。

chick

コーヒーを飲みながら読むと、必ず一度は吹き出してしまうので、飲み物厳禁だった「永遠の処女。28歳の看護師」さんが書くブログが復活して、すんごくうれしい。「虚実皮膜の間」、おそらく半分以上は「虚」なんだろうなと思いつつ、これまた術中にはまるんだよねぇ。うまいなぁ。

片や、「日記」らしく、日々を赤裸々に(実母との確執なんか)描いていて好きだった作家さんのブログ(スポンサードなし)が「書籍化されることになり」閉鎖。

こういうのって、どういう態度をとればいいのか、一瞬、困る。「これまでタダで読ませていただいて」という気持ちもあるし、一方的に寄せていた思いが宙ぶらりんになる切なさもある。憧れの人が、きれいな女の人と親しげに歩いていて、「あ、センパイ、彼女いるんだ………」みたいな。

でも、著作権も人格権もあなた様のもの。機会があるんだったら、出版したほうがいいよ。で、少しでも、書籍全体の売り上げにつながればいいんじゃないかな、と本を愛する私は言ってみる。

penguin

資料をネットで探していると、いろんなブログにたどり着く。もはや「検索ノイズ」などと言ってはいけない。

そのなかには「ぜんぜんアクセスもないし、やめちゃおうかなー」というつぶやきもあったりするワケです。そんなこと言ってたら、この『日常に、句読点。』なんて、さ。

自己完結、自己陶酔、自画自賛、我田引水、大いにけっこー毛だらけ、ぐらいのスタンスで。続きは、近頃、町じゅう、失業者だらけ。おあとが、ぜんぜんよくないようで。

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うれし、しょっぱい誕生会。

090114_12090001 私の写真(構図)のセンスって、根本的にどうかしていると思う。うどんつゆをバッチリ撮ってどうするんだろ。同行者に悪いので、急いで撮影しているということを抜きにしても、ちょっと、ねぇ。

みなさんはおそば派? それともうどんがお好きですか? 私はどちらも色目をつかう好きモノですが、そばは時に薀蓄の温床となってしまうところが…ついていけません。その点、うどんのおおらかさには救われます。香川に行って、鼻から出すほど食べまくるのが夢です。

打ち合わせの帰り道、パークタウン寺岡にある本場讃岐うどんの「むら泉」さんに立ち寄りました。写真は、さぬき丼セット(釜揚げ)770円也。うどんは、かけ・釜揚げ・ざるうどん・ぶっかけから選ぶことができます。いりこ出汁が効いているつゆでした。が、ちょっと体調悪く、味わいがグッと入ってこなかったのが残念。再訪したいです。

お店情報等は「食べログ」をご参照ください。

present

みもよファミリーでは、1月生まれが3人おり(私の義弟、姪、わたし)、例年まとめてドンで、お誕生パーティーを開催します。今年は、妹宅近くにあるこじんまりとした「自宅レストラン」で、おいしい料理をいただきました。ケーキは、姪っ子がつくったものを持ち込み。

やはりクライマックスはプレゼント交換。言祝ぎとともに、いろいろな贈り物が飛び交います。

モジモジしながら、小3の甥っ子が取り出したのは、ポチ袋。私にくれるというのです!! なんということでしょう。曰く「ボクはみもちゃんの好みがわからないので、これで好きなものを買ってください」とのこと。

ひょえ~~crying

私がこれまで生きてきたなかで、こんなに涙を誘うプレゼントがあっただろうか、いや、ない(反語)。

もったいなくて、使えないよぉぉ。ううweep

うれしさのあまり、ギュギュッとハグするおばちゃん。彼からは、柔軟剤のやわらかな香りがしました。まだ、おもちゃの国の住人なのに。。。(おんなをたらしこむ術を知っているなんて…)。うれし涙でしとどに濡れた、しょっぱい誕生会でした。

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機種変更しました!

前回の日記を読んでびっくり。

>私はわりにがんばるのが好きで、

って、恥ずかしげもなく、自画自賛ですか…。

どうも睡眠不足が続くと、脳内に妙に濃いぃ、あるいはすっぱい味わいのものが湧いてくるようで、第三者的視点を欠いてしまったり、厚顔さをいや増すようです。

まっ、このような感情の揺れや信条の破綻を含めて、私という人間なのでしょうね。むーん。

chick

P1010541 このブログに掲載する写真のほとんどを担ってくれた「W41CA」も3年目に突入し、そろそろお役御免、機種変更をいたしました。「W63CA」です。期せずして、カシオLOVE状態になっています。ちなみに、ケイタイに付けているビーズのバッグは主人作です。bananacherryは、COACHです。

やたら携帯業界のキャリア比較や料金体系に詳しい主人のススメで「フルサポートプラン」を想定していたのですが、店頭で説明を受ければキャンペーン期間であることと、なんやかんやで「シンプルコース」が断然お得、とのこと。

それにしても、携帯の料金システムはフクザツですね。途中まで、主人も粘り強く質問していたのですが、いつしか集中も途切れ、私はニコニコ「お手盛り」で手打ち。

これからブログの写真は、この63号ががんばってくれることになります。慣れるうちはイズイですね。

wine

週末はガールズ・ミーティング。すてきなBARを紹介してもらって、「持ち駒」がふえました。大いにしゃべり&飲む。美容情報等を交換して、有意義なときを過ごしました。占星術に詳しい彼女の話によると、私は今年12年に1度の幸運期なのだとか。ハァハァ(鼻息)。えーっと、単純に幸運期と呼称してはいけないんだっけ? ともあれ、気持ちはとっても晴れやかになりますね。

健康で、家族や大切な友人たちと楽しいひとときを過ごせますように……このように、つましい願いなので、お釣りでとびっきりの幸運をお願いしますconfident

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努力は報われるのか。か?

「忙しいの『忙』は、心を亡くすと書く。忙しいことを理由にするな」と、かつての上司は吼えていましたっけ。薫陶を受けた身としては、「最近、忙しくてブログがアップできない」とは言えませんね。晩酌できないのが、心をなくすほどつらい。

私はわりにがんばるのが好きで、報われた瞬間や労わられるうれしさ=「蜜」をチュウチュウと吸って仕事をするタイプなのですが、このがんばり、というのは、他人にあからさまになると、けっこう煙たがられるもので。「がんばり屋さんだもんねー」という言葉の綾を知る程度にはオットナーなわけであり。

今日も、水鳥のごとく、涼しい顔して水面下では一生懸命足を動かしています。

とかくこの世は生きにくい、と漱石先生も言っておられましたっけ。

でも、努力することによってもたらされる何か、を信じているのでしょうね、私。

chick

姪っ子ちゃんの習作シリーズ。今回は、茶の間の欄間に掲げられていました。私が訪問することも知っていて…確信犯的ですね。

090118_18040001 「努力は自分を裏切らない!!」たぶん

この小さな「たぶん」に、私は彼女の成長と成熟をみるのであります。わかってらっしゃる。

もちろん、もちもち、報われない努力もある。

でも、私たちは固い岩盤に穴を穿つように、コツコツと、集中し、あきらめず、努力をするのだ。

だって、人間だからー。(相×み×おではない)

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どんと祭

今年に入って初めてネイルサロンへ。4週間に1度のヘアサロン、2週間に1度のネイルサロンは、身奇麗でいるために欠かせない最低限のルーティン。「みもよが身奇麗?」という疑問の声はさておき、パーツの手入れをプロに任せるのは、それなりの効果がのぞめますね。いつぞやマドンナ(御年50)の億単位の年間美容費を聞いて「なるほどねー」と妙に納得した記憶がありますが、美もある程度は買えるし、つくることができるのでしょう。ただ、やりすぎ(加工系)は痛々しい印象が否めませんが。

お金もなく、努力もせず、気概もない私は、神頼み。

「どんと祭」にて無病息災、アンチエイジング、お肌が化粧品かぶれしたのでその完治、商売繁盛、家内安全、開運ほかを(欲張り過ぎでは?)お祈りす。

どんと祭についは、大崎八幡宮のページをご参照ください。

090114_21230001 燃えさかる御神火

並び始めてから20分でお参りの番に。拝殿の前には、何個か鈴が並んでいます。参拝者は真ん中の鈴を目指して群がるのですが、「真ん中でも端でも、ご利益は変わりありません」というナイスな案内が大好きで、いつも心の中でうふふと笑ってしまいます。今年は、秋冬のテーマカラーにしている紫の鈴緒をふることができたので、よかった。

抗老化はともかく、健やかに、上機嫌で過ごせることが一番ですよね。こうして駄文を書き連ねられる幸せをしみじみとかみしめたいと思います(正月送りの日ぐらいは殊勝に)

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似て非なる?

昨年末の日曜日、妹とショッピングに出かけた時のこと。仙台パ××では早くもバーゲンを始めているショップも。彼女は、スクエアネックのかわいいワンピースとインナーを購入。

二人でレジにいたら、対応してくれた店員さんがフレンドリーに話しかけてくれます。

店員「今日はどちらからいらしたんですかー」

妹「××です」(と町の名を言う)

店員「flair…(はっ、と何か気づいた風)…たいへん失礼ですが…もしかして…」

私「(ははーん、学校の後輩なのかな?)」

店員「ごきょうだいですか?」

妹「あ、そうですぅ」

店員「わぁー、そっくりですよぉ」

妹「はぁ、、、」

店員「大きい目なんか、そっくり。似ていますねー、ほんとにぃ」(ちょっとしつこかった

その後、お茶していたときに、上記の話題になりました。

妹「似てるっていわれるのも、どうかな~と思うよ」

私「そ、かな」

妹「あんまりにも似てるっていわれるのも、ほんんんっとにっ、イヤなカンジのものだよねpout

妹よ、私に似ているのが、そんなにイヤか…

chick

そんな妹チャンからのお貢ぎモノ。

090111_13390002_2私は、文芸書が好きで、寝食を忘れてしまうこともしばしばですが、コミックはその上をゆく“好物”で、身も世もなく読みふけってしまうとがわかりきっているので、あえて遠ざけているのです。

それは、タバコを覚えたサルを思い起こさせます←説明しよう! 私たちが中学の頃、タバコの害を啓蒙するビデオを見せられましたが、そこに「タバコの味をしめ、狂ったように吸い続けるサル」という画が出てきました。こわー。悪ガキに向けて、あれはどれほどの抑止力があったのかしら。

おかげさまで、寝不足が続いています。ほへ~

book

年末、伊藤比呂美・著『女の絶望』(光文社)を読む。

「ひ」と「し」の区別のつかない江戸っ子伊藤しろみが、読者(主に女性)からのお悩みに答えていく、というもの。

悩みの代表選手「シモ関係」に始まり、不倫、閉経・更年期、離婚、介護について、しろみさんは真摯に、微に入り細を穿ち、回答してくれます。人生の哀しみをおかしみに、おかしみを悲哀に変えつつ、「あたしはあたし」と励ましてくれます。

むしろ男性に読んで欲しいな、と思った一冊。

女と男の間に横たわる河を渡る“イカダ”づくりに役立つこと、うけあいです。

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本と私の関係、あるいはレンアイ模様。

私は世に流通するありとあらゆる本たちと深く愛し合いたいと思っている。時代の壁をこえ、言葉の障壁を乗り越え(でも誰か翻訳してね)、社会制度を一蹴して、だけど文化には敬意を払って。

しかし、どんなに博愛主義を謳おうと、強力な引力でひきつけられる贔屓の作家さんがでてくるものだ。バリ島にあるという新婚サン用の小屋にこもって、熱い時間をねっとりと過ごしたくなる。耽読。(←小屋の存在は、私がバリ島に旅行したときにガイドさんがこっそりと教えてくれた。新婚カップルは文字通りこもるのだそうだ。なんだか聞いただけでお腹いっぱい)。

ひところの私は、江國香織さんに夢中であった。描かれるものは「過去の、いつかの、アタシ」であり、一行一行、一言ひとことが、シミシミと細胞にしみこんでくるようで、いちいち「わかるー、わかるわー」と膝を打ちながら読み進めていたものだ。それは、まさにレンアイ曲線の頂点にいる恋人同士のような状態で、相手のまゆの動きひとつで、すべてわかってしまうものだった。私と彼女の場合は、『きらきらひかる』(新潮社)に始まり、『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』(集英社)、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません 』(ホーム社)で最高潮に達したのであった。

しかし、蜜月はいつか終わる。ハチミツが白く結晶してしまうように。『思いわずらうことなく愉しく生きよ』(光文社)で静かに下降線を描き始めた。恋人同士なら「会うの、めんどくせーな」と同性との約束を優先し始める頃だろう。

そして、昨秋に読んだ長編『左岸』(集英社)は、半分ほどで「この小説は、この長さが適切なのであろうか」と思い始めた。なんということだろうか、読んでいて息切れするなんて。あの「読み進めたい、でも、読み終わりたくない」という悶絶するようなジレンマはどこにいってしまったのであろう。カップルなら「どうしてメール返してくれないのよっ!!」「忙しいんだよ」と不毛な会話を続ける末期状態だろうて。

私の愛はまぼろしかー。はへーcatface しかし、一度は愛した江國本だ。新刊が出たら、また手にするに違いない。そのとき、愛が再燃するのか、それとも指輪を返すのか。我ながら楽しみだ。

book

お正月に東野圭吾著『容疑者Xの献身』(文春文庫)を読む。

私はいわゆる書籍・ドラマ・映画のガリレオムーブメントには乗らなかったクチだが、残念ながら、この本にもイマイチ乗れない自分がいた。「東野圭吾って、初めて読むなぁ」と思っていたら、『ダイイング・アイ』(光文社、2007)を書店で気まぐれに買い、妹に貸すとき、ご丁寧にも「あんまし面白くなかった」と付け加えていたのだった。「いい人かもー」と食事に行ってみれば、ぜんぜん話が盛り上がらず、沈黙に耐えかね、ついついお酒を呑みすぎてしまうカンジ…か(例えは、もうよい)

どうしてだろう。

たとえば、人物の描写に関して、もうすこし体温と匂いが感じられるものであって欲しかった。“天才”石神が究極愛を捧げるまでに(間接的に命を救われたにせよ)惹かれた女性のたたずまいや話し方、表情とか。まぁ、ミステリーはトリックの妙味が、キモなのであろうから、あんまり広げると締りがなくなるのかな。

これ以上書くとネタバレになるので、ここいらで止めるけど、石神が心を寄せる靖子は、お弁当屋さんで働いている。お弁当屋で働くヒロインといえば! ドラマ『年下の男』の風吹ジュンですよ、奥様! もう5、6年前になるかな。ホンは内舘牧子センセイ。50歳の平凡な主婦が、年下の若い男(高橋克典)に強引にアプローチされるシーンに、もーんと激萌えしていたものだ。娘役の稲森いずみが放った「サカリのついたメス豚っ!」のセンセーショナル度は今もって比するモノがない、激しいセリフであった。最近、ドラマはご無沙汰。

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『おそろし 三島屋変調百物語事始』宮部みゆき

読書の友、供。

Photo 「しっとり焼き 生南部サブレ。練乳」であります。

さて、本来、南部せんべいとは、別名「入れ歯泣かせ」(えと、私が今考えました)と呼ばれるほどの堅さを誇り、だからこそ、「汁にでも入れてみっぺか」とせんべい汁が登場する遠因にもなったのでしょうし、「なめてやわらかくしてから食す」という“お作法”が登場したのであーる。…というのは半分冗談ですが、その南部せんべいの大手メーカーさんが満を持して(か、どうかはわかりませんが)売り出したのが、写真の生南部サブレです。パッケージの説明によると...

初めは「ぬれせんべい」を考えていましたが…形は南部せんべいみたいで…しっとりと…甘く…オシャレで…アレッ!!!「生南部サブレ」が出来ました。

とのことです。三点リーダーの多さが、開発の試行錯誤を物語っているようです。練乳たっぷ~り。しっと~り、やわら~か、あまあま。痛くもない歯がキンキンします。私は小さいころ、バタートーストに練乳をたっぷりとかけて食べるのが大好物だったので、ひじょうに懐かしく感じ入りましたが、この時代に、この甘さとは、かなり思い切った戦略なのではないかと思いました。

でも、看板商品に拘泥することなく、新しい境地を拓くチャレンジングな姿勢には大いに共感できるものがあります。私もいざとなったら、鍋だって羽毛布団だって売ります! さすがに「壺」とかはムリですけど。

ステキなCMはこちら

book

また、マクラが長くなってしまった。

近親者の通夜があけた朝。不覚にもぐっすり眠ってしまったという大伯母が私にフツーに訊く。

「○○さん(故人)は、ゆうべ、きた?」

ここで、私は「オカルトー」などと笑ってはいけない。「あ、」(ハイというニュアンス込みのゴニョ)と目を伏せればよいのだ。

まだ、この世とあの世のあわいをたゆとうソレは私たちのそばにいるのだ。

キャーーー。

宮部みゆき著『おそろし 三島屋変調百物語事始』(角川書店)を2日間で読了。持ち重りのする430ページ。一気に読む。

ワケあって、江戸に袋物屋を構える叔父夫婦のもとに預けられ、働くことになった17歳の「おちか」が、店の「黒白の間」で、そこを訪れる人たちの不思議で怪しい話を聞く。語られるのは、人外(じんがい)のものたちが登場する物語…。

話の筋はともあれ(ともあれ、かよ!)、私がつよく感じたのは、物語することの癒しの効果。話し/聴くことで、ほどけていく心のこわばり、修復されてゆく傷。わたしがこうして日記を書くのも、潜在的にそのような効能を求めてのことなのかな、とか。

江戸商人のふるまいも興味深いですね。いつの時代も、努力と創造力が、競合に先んずる源泉になるのだと感服。わたしは特に江戸信者ではありませんが、他者との心地よい距離感を前提とした共生や助け合いという姿にも注目です。今でいうセーフティネットちゅーヤツですかね。多少の負担はあっても、世間からはずれそうになった者を助けるのが、最終的には社会全体の利益になっていくというコンセンサスが形成されていたのでしょう。もちろん根底にはあつき人情がありましょうが。そして、大店(おおだな)の主人たるもの、奉公人に暇を出すなら、新しいお勤め先を見つけてあげるのが、責務とされていました。

おそらくは映像化(商業的映画化)されるでしょう。

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明けましておめでとうございます。

みなさま、お正月はいかがお過ごしでしたか。

私は、実家でのんびりと寝正月を決め込みました。おかげて本を2冊読了し、映画(DVD)を2本観賞することができました。

元日の朝には、妹家族も賑やかに集まり、つきたて(つくのは餅搗き機ですけど)のお餅をみんなでいただきました。居住まいを正して、一族?そろって神棚、ならびにかまど神(ガス台周辺ですけど)を拝礼するのも久しぶり。結婚すると、嫁ぎ先を優先するものですし。初詣は、近くの神社へ、これまた全員でぞろぞろと。甥っ子は、おみくじをねだったのですが、それは吉凶を占うというよりは、木の枝に結びたかったようです。わからん…。

さて、仙台雑煮といえば、ハゼでお出汁をとりますが、我が家では焼き干しにしたハモとかつお節で出汁をとります。そのハモも伯父の釣果、と念が入ってます。食卓にならぶ漬物ひとつとっても、家庭菜園(父の趣味ですが、その域を越えています)で採れた白菜や大根を手ずから漬け込んだものです。

丁寧な暮らしというのは、よく手を働かせ、時間を惜しまないところに成ります。粗雑な日々をおくる私が、父母の生活ぶりに敬意をはらう点はそこにあります。

090101_16030001 火鉢で焼くお餅って、とりわけ美味しいですよね。遠赤効果?  切り餅はぜんぶに角(カド)をつくらないのが、みもよ家流。って、単にバットに流してつくっただけですが。

昨シーズンから、茶の間にお目見えした火鉢。なんでも父が独身時代に使っていたものらしく、物置の奥から引っ張り出してきたのだとか。なかなか味わいのある色柄です。これも「住宅の気密性能? なにそれ?」的な時代につくられた住まいだからできること、でしょうね。そのかわり、冷暖房効率の悪さといったら、まったく。

sun

さて。

今年は先行き不透明な、というより視程のはなはだ悪い年になりそうですが、いたずらに時代の風に翻弄されることなく、手元の灯りを絶やさずに、しっかりと周りを照らしながら歩んでいきたいと思っています。とりあえず年度末までは、忙しくさせてもらえそうです。

今年もよろしくお願いいたします。

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